人を立ててあげる事も出来ないバカな政治家は去れ

悪名高い田中角栄氏はマスコミが悪者に仕立てた。

たしかに金脈政治には批判が集まった。

だが、田中角栄氏は義理の立て方が上手かった。

ネガティヴな印象でも越後では強かった。

私は田中角栄氏を両手を挙げて賛成はしない。

大いに批判すべき点はある筈だ。しかしながら

自民党議員は党の権力者を批判しない向きがある。

大いに批判すれば良い。それが民主主義だ。

田中角栄氏の悪い所は日中接近をやった点。

将来の経済発展を考えての施策、とすれば

総理就任から約５０年。互恵は無かった。

歴史ある中国の知を吸い取る策に嵌っただけ。

田中角栄氏の良い所は例え政敵であろうとも

人を立てて行動し、接し、融通した点。

私には到底真似が出来ない人心掌握で

政策を推し進める胆力が群を抜いている。

つい最近、とある選挙の新人候補者の

決起集会にお邪魔した。その席で様々な議員が

「支援します、頑張りましょう」と叫んだが

随分とフザケた連中を見たものだ。

現職首長や県議などにはヘコヘコするが

新人候補者の宣伝も紹介もしないで

「私は今日忙しかったです。偉いでしょ」などと

自分の政治活動の一コマ扱いでSNSに上げる輩。

タグ付けくらいしてやれや。支えに来たんだろ。

壇上挨拶で新人候補者の人となりにふれず

「私は〇〇県議です。旧知の方にも宜しく」

と元気良く第一声。大いに失笑を買う。

「何故笑われるのかわからない」とご本人。

これには参った。つける薬が無い様だ。

バカでもはっきり分かる様に言っておこう。

新たに政治の世界に飛び込む勇気ある若者に

敬意さえ払わないバカはさっさと辞職しろ。

そして次の世代に代わってやって下さいや。

決起した若者を全身全霊で支える気がないなら

来るんじゃないよ。失礼だろうが。

田中角栄氏は剛腕で恐れられたが、決して

人から恨まれる事のなき様細心を尽くしていた。

人を軽視する事ほど忌み嫌うべきと考えた。

大いに見習うべきである。

ちなみに私の見習っている政治家は

別に居られますのでそれはまた別の機会に。