無駄な税の投入を防ぐ。町議の使命。
国、県、市町村。財布に違いはあれど
その財源は税。その税は住民から頂くものだ。
税の使途を決めるのが予算。承認するのは議会。
議員はそれが適切に執行されるかを諮る仕事だ。
私の町で、新しいJRの駅を作りたいという
議論が15年にわたり続いていた。
この3月議会に於いて私は反対の意を唱えた。
何より先ず税を使うに値しないと考えたからだ。
町長は公約に掲げている手前、心苦しかったと
思うが実現は困難という私の考えに同意された。
現状をしっかり分析をされて英断をされた。
この議論は周辺地域開発が出来る迄凍結だろう。
私は町長以下執行部を虐めている訳ではない。
この15年、私に言わせれば技術的裏打ちもない
不毛な議論に町の交通行政は振り回された。
賛成肯定派の議員にも報酬として税は使われる。
私は発言の中で「この議論に終止符を打つ」と
明言をした。町長も同意をされた。
今迄実現不可能な駅を提案し続けてて来た議員は
公約を実現出来ない理由を述べるべきだ。
私は負けた側にも言い分が有るとは思っている。
地域の要望は確かにあったからだ。
しかし、現状まだ実現可能と広報するならば
それは大本営発表と言える。
まだ本物の大本営発表は正義がある。
国民の士気発揚の為にやむを得ない、という点。
しかし、れいわの大本営発表には悪意しかない。
己の保身というドス黒い邪念だと唾棄したい。
駅建設に約5億。これを止めたのは大きい。